今日は本をご紹介します。
金子由紀子さんの『持たない暮らし』です。
先日、10年ぶりに読み返してみたところ、いろいろな発見がありました。
10年ぶりに読み返して、気づいたこと
初めてこの本を読んだのは、ちょうど、片付け本にどっぷりハマっていた頃でした。
先日、ふと「久しぶりに読んでみたいな」と思って、また手に取ってみました。
すると——思っていた以上に、今のわたしの暮らしぶりが、この本の影響を受けているということに気づかされました。
知らず知らずのうちに、この本が、今のわたしの暮らしの“原点”になっていたのだと思います。
どんな本?——持たないことで、豊かになる
この本は、「たくさん持つことが豊かさではない」という考え方を教えてくれた一冊です。
少ないもので心地よく暮らす考え方や、そのための小さな習慣が、たくさん紹介されています。
わたしは当時、この本を参考にしながら、少しずつ暮らしを変えていきました。
心に残った言葉「まず、2週間続けてみる」
この本を読んで、今でも強く影響を受けている考え方があります。それは、「小さな習慣を、2週間続けることで身につける」ということです。
散歩を始めたときも、家計簿を続けようと思ったときも、
「まずは2週間だけ続けてみよう」
そんな気持ちで始めてきました。
2週間続けると、たいていのことは習慣になって、その後も続けていけるように思います。
もちろん、一度習慣になったことをまたやらなくなったり、2週間では身につかないこともあります。でも、そんなときは「さらにもう2週間、続けるだけ」という、この筆者の言葉に、とても共感しています。
実際に身につけた習慣
本の中では、持たない暮らしにシフトするための「2週間にひとつ、身につけたい習慣」が紹介されていて、わたしも実際に取り組みました。
たとえば、
- 無料のものを、むやみに受け取らないようにする
- 帰宅したら、バッグと上着は決めた場所にかける
- 寝る前に、食卓の上にモノがないようにする
などなど。
ほかにもたくさんありますが、当時に身につけたこれらの習慣は、今ではすっかり、自分の中で当たり前のものになっています。
ものが溢れない、すっきりした暮らし。その心地よさの原点は、こういった小さな習慣が作っていたのだと、改めて感じました。
ただ、久しぶりにこの本を読んで、
- 何かを見ながら、読みながら食べるのをやめる
- 決めた時間だけ、インターネット(ゲーム)をする
など、「あれ?これは守れていないなぁ」ということもいくつかありました。まだまだ、自分の生活を整えていくことができると思えたことも、新たな気づきでした。
こんな人におすすめ
たくさんのものに囲まれて暮らしている方。家がすぐに散らかってしまうという方。もっと部屋をすっきりさせたいと思っている方。
そんな方に、「持たない暮らし」に大切な考え方が詰まったこの本を、ぜひ一度手に取ってみてほしいなと思います。
10年前は「片付けの本」として読んでいました。
でも今読み返すと、今の暮らしの原点が、この一冊に詰まっていました。
きっとまた何年か後に読み返しても、新しい気づきをもらえる一冊なんだろうと思います。

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